岐阜県民はこれで初夏を感じる
こんにちは。
短塩です。
全国的に県外移動が解禁され、私も数ヶ月ぶりに帰省しました。私の実家は岐阜県のど田舎。のどかな場所です。
岐阜には夏を感じるものが沢山。無いものは海ぐらいではないかと…
その1つが朴葉寿司。今年も実家で食べて初夏を感じました。
朴葉寿司…皆さんはご存知でしょうか。
世間よこれが朴葉寿司だ
朴葉の葉には殺菌効果があるらしい。そんな葉で酢飯を包んだものが、岐阜県の郷土料理「朴葉寿司」。
酢飯の殺菌効果も加わり農作業や山仕事の行動食として広まったそう。檜の名産地として有名な我が地元、山歩き中に手を汚さずに食べられる点も行動食向き。
具材は地域や家によって違います。ちなみに我が家はこんな感じ。
・酢につけた鮭(時には川魚の甘露煮やしめ鯖)
・椎茸の煮つけ
・紅ショウガ
・錦糸卵
・漬物
などの具材が酢飯の上を彩ります。
不思議なことに、同じ集落でもお隣さん家の朴葉寿司は具材もがらりと変わる。
その家々ごとに代々受け継がれてきた献立があるようです。
もはや季語
毎年この時期に楽しむことができる朴葉と酢飯の合わさった匂いは、岐阜県民を一気に夏気分にさせてくれます。
暦も真夏へ近づく今日この頃、岐阜県へ立ち寄る際には是非ご賞味ください。